歴代のM-1グランプリ(2001~2020)の結果と各年のポイントをまとめました。
M-1グランプリ 歴代の結果と各年のポイント
M-1グランプリ 2001
順位 | グループ名 |
優勝 | 中川家 |
準優勝 | ハリガネロック |
3位 | アメリカザリガニ |
4位 | ますだおかだ |
5位 | 麒麟 |
6位 | フットボールアワー |
7位 | キングコング |
8位 | チュートリアル |
9位 | DonDokoDon |
10位 | おぎやはぎ |
2001年特有のこと
・トップバッターが優勝
・一般審査員による採点あり
・最終決戦は2組だけ
感想
大会全体が今よりだいぶん厳格な雰囲気です。
運営側も含めて色々なことがまだふわふわしている印象が強い年でもあります。
M-1グランプリ 2002
順位 | グループ名 |
優勝 | ますだおかだ |
準優勝 | フットボールアワー |
3位 | 笑い飯 |
4位 | おぎやはぎ |
5位 | ハリガネロック |
6位 | テツandトモ |
7位 | スピードワゴン(敗者復活) |
8位 | ダイノジ |
9位 | アメリカザリガニ |
2002年に初めて起きたこと
・敗者復活制度スタート
・決勝出場組が全9組に
・最終決戦が3組に
2002年特有のこと
・ギターを持ち込んでのネタ(テツandトモ)
感想
敗者復活制度が始まりルール的にはその後のM-1のスタンダードになるルールが確立されたのが2002年です。
ただ、大会の雰囲気はまだ厳格さが残っており審査員の採点も今に比べると辛めです。
M-1グランプリ 2003
順位 | グループ名 |
優勝 | フットボールアワー |
準優勝 | 笑い飯 |
3位 | アンタッチャブル(敗者復活) |
4位 | 2丁拳銃 |
5位 | りあるキッズ |
6位 | スピードワゴン |
7位 | アメリカザリガニ |
8位 | 麒麟 |
9位 | 千鳥 |
2003年に初めて起きたこと
・司会が今田さんに
・敗者復活組が最終決戦3組に残る
感想
今田さんが司会になったことで大会全体の雰囲気がグッと明るくなったように見えます。
審査員の採点でも60点代以下をつける人は1人もいなくなりました。
M-1グランプリ 2004
順位 | グループ名 |
優勝 | アンタッチャブル |
準優勝 | 南海キャンディーズ |
3位 | 麒麟(敗者復活) |
4位 | タカアンドトシ |
5位 | 笑い飯 |
6位 | POISON GIRL BAND |
7位 | トータルテンボス |
8位 | 東京ダイナマイト |
9位 | 千鳥 |
2004年に初めて起きたこと
・関東勢の優勝(アンタッチャブル)
・女性がファイナリストに登場(南海キャンディーズ しずちゃん)
2004年特有のこと
・ファーストラウンドの出番順の抽選を吉田沙保里選手が実施
感想
チャンピオンであるアンタッチャブルの”バラエティ慣れ感”が半端ないです。笑
そのおかげもあって、大会自体が2003年以前に比べてだいぶんバラエティ色が強まりました。
M-1グランプリ 2005
順位 | グループ名 |
優勝 | ブラックマヨネーズ |
準優勝 | 笑い飯 |
3位 | 麒麟 |
4位 | 品川庄司 |
5位 | チュートリアル |
6位 | 千鳥(敗者復活) |
7位 | タイムマシーン3号 |
8位 | アジアン |
9位 | 南海キャンディーズ |
2005年に初めて起きたこと
・決勝初進出の組が優勝(ブラックマヨネーズ)
・女性コンビがファイナリストに登場(アジアン)
・最終決戦の出番順をファーストラウンドの点数が良かった組から選択できるように
感想
2004年までと比べ、パッと見でわかるほどセットが華やかです。
M-1自体の雰囲気もさらに明るくなり、大会自体にいっそう力が入れられるようになったように感じます。
M-1グランプリ 2006
順位 | グループ名 |
優勝 | チュートリアル |
準優勝 | フットボールアワー |
3位 | 麒麟 |
4位 | 笑い飯 |
5位 | トータルテンボス |
6位 | ライセンス(敗者復活) |
7位 | ザ・プラン9 |
8位 | 変ホ長調 |
9位 | POISON GIRL BAND |
2006年に初めて起きたこと
・審査員全員の票を集めての優勝
・王者が再挑戦(フットボールアワー)
・アマチュアコンビがファイナリストに登場(変ホ長調)
2006年特有のこと
・5人組がファイナリストに登場(ザ・プラン9)
感想
2006年は、「王者」「アマチュア」「5人組」という史上初づくしでした。
さらに、史上初のパーフェクト優勝というかっこいい締めでした。
M-1グランプリ 2007
順位 | グループ名 |
優勝 | サンドウィッチマン |
準優勝 | トータルテンボス |
3位 | キングコング |
4位 | ハリセンボン |
5位 | 笑い飯 |
6位 | ザブングル |
7位 | ダイアン |
8位 | 千鳥 |
9位 | POISON GIRL BAND |
2007年に初めて起きたこと
・敗者復活組が優勝(サンドウィッチマン)
・女性が審査員に初登場(上沼さん)
感想
2007年の1番のポイントは何と言っても敗者復活組かつ所属事務所もよく知られていなかったサンドウィッチマンの優勝です。
現在では好きな芸人1位にまで登りつめていますからすごいですね。
また、今やM-1審査員に欠かせない存在となった上沼さんのコメントも印象に残りました。
M-1グランプリ 2008
順位 | グループ名 |
優勝 | NON STYLE |
準優勝 | オードリー(敗者復活) |
3位 | ナイツ |
4位 | 笑い飯 |
5位 | U字工事 |
6位 | ダイアン |
7位 | モンスターエンジン |
8位 | キングコング |
9位 | ザ・パンチ |
2008年に初めて起きたこと
・上戸彩さんが司会に
感想
2007年のサンドウィッチマンの影響か、2008年も敗者復活組(オードリー)の勢いがすごく、
チャンピオンよりブレイクしたのでは?と言われるほどでした。
また、上戸彩さんが司会になった2008年頃から
ネタ中は審査員の真剣な顔より上戸彩さんの笑った顔を映すことが多くなったようです。
M-1グランプリ 2009
順位 | グループ名 |
優勝 | パンクブーブー |
準優勝 | 笑い飯 |
3位 | NON STYLE(敗者復活) |
4位 | ナイツ |
5位 | ハライチ |
6位 | 東京ダイナマイト |
7位 | モンスターエンジン |
8位 | 南海キャンディーズ |
9位 | ハリセンボン |
2009年に初めて起きたこと
・前年チャンピオンが参戦(NON STYLE)
感想
2009年は2008年チャンピオンのNON STYLEの参戦に加え、初出場組数が最小の年でした。
そんな中で優勝は初登場のパンクブーブーであり、
2回目以上の出演者は1回出場しているからこそ前回を超えることが難しく、
それはチャンピオンでも同じなのだと思わされた年でした。
M-1グランプリ 2010
順位 | グループ名 |
優勝 | 笑い飯 |
準優勝 | スリムクラブ |
3位 | パンクブーブー(敗者復活) |
4位 | ピース |
5位 | 銀シャリ |
6位 | ナイツ |
7位 | ハライチ |
8位 | ジャルジャル |
9位 | カナリア |
感想
2010年はこの年に初めて起きたことも特有なことも特にはありませんでしたが、一旦終了という大きな節目の年でした。
スリムクラブにだいぶ乱されたものの、9年連続決勝進出の笑い飯が優勝するというベストな形で幕を閉じました。
M-1グランプリ 2015
順位 | グループ名 |
優勝 | トレンディエンジェル(敗者復活) |
準優勝 | 銀シャリ |
3位 | ジャルジャル |
4位 | タイムマシーン3号 |
5位 | スーパーマラドーナ |
6位 | 和牛 |
7位 | メイプル超合金 |
8位 | 馬鹿よ貴方は |
9位 | ハライチ |
2015年に初めて起きたこと
・出場資格が結成15年以内に
・敗者復活制度がちょこちょこ変更された
・3回戦と準々決勝のネタが期間限定でGYAO!で配信されるように
2015年特有のこと
・審査員は歴代王者の9人
感想
詳細感想記事のタイトルにもしている通り、2015年のM-1は布陣(≒出番順)が本当に最高の年でした。
また、優勝後のトレンディエンジェルがめちゃくちゃ売れて、結果7位だったメイプル超合金も一気に人気者になったため、M-1の決勝に行けたら売れる!という印象が再度強まりました。
動画配信やTwitterトレンドについての言及も始まり、時代の流れを感じます。
M-1グランプリ 2016
順位 | グループ名 |
優勝 | 銀シャリ |
準優勝 | 和牛(敗者復活) |
3位 | スーパーマラドーナ |
4位 | さらば青春の光 |
5位 | アキナ |
6位 | ハライチ |
7位 | カミナリ |
8位 | スリムクラブ |
9位 | 相席スタート |
2016年特有のこと
・審査員人数が歴代最小の5人
感想
2010年までのM-1と2015年以降のM-1を比較すると、漫才の形も時代によって変わってきているのだなと感じます。
中でも、近年はツッコミが面白い漫才も増えてきており、2016年のチャンピオンの銀シャリは、歴代優勝者史上1番ツッコミが長い漫才でした。
M-1グランプリ 2017
順位 | グループ名 |
優勝 | とろサーモン |
準優勝 | 和牛 |
3位 | ミキ |
4位 | かまいたち |
5位 | スーパーマラドーナ(敗者復活) |
6位 | ジャルジャル |
7位 | さや香 |
8位 | ゆにばーす |
9位 | カミナリ |
10位 | マヂカルラブリー |
2017年に初めて起きたこと
・決勝進出組数が10組に
・敗者復活組の発表タイミングが決勝の最初に
・出番順が笑御籤で決められるように
感想
2017年は最下位のマヂカルラブリー含め、各組がそれぞれの印象が残る「みんな得した」回でした。
M-1グランプリ 2018
順位 | グループ名 |
優勝 | 霜降り明星 |
準優勝 | 和牛 |
3位 | ジャルジャル |
4位 | ミキ(敗者復活) |
5位 | かまいたち |
6位 | トム・ブラウン |
7位 | スーパーマラドーナ |
8位 | ギャロップ |
9位 | 見取り図 |
10位 | ゆにばーす |
2018年に初めて起きたこと
・ナイツ塙さんが審査員に
・笑御籤をアスリート3人が引く
感想
どのコンビにも何らかの部門賞をあげてほしい回でした。
M-1グランプリ 2019
順位 | グループ名 |
優勝 | ミルクボーイ |
準優勝 | かまいたち |
3位 | ぺこぱ |
4位 | 和牛(敗者復活) |
5位 | 見取り図 |
6位 | からし蓮根 |
7位 | オズワルド |
8位 | すゑひろがりず |
9位 | インディアンス |
10位 | ニューヨーク |
2019年に初めて起きたこと
・史上最高得点更新。全組の平均得点も最高
・決勝初進出が史上最多の7組
感想
もう点数や順位をつけることがナンセンスなのでは?と感じてしまうほど全組面白い回でした。
M-1グランプリ 2020
順位 | グループ名 |
優勝 | マヂカルラブリー |
準優勝 | おいでやすこが |
3位 | 見取り図 |
4位 | 錦鯉 |
5位 | ニューヨーク |
オズワルド | |
7位 | インディアンス(敗者復活) |
8位 | アキナ |
9位 | ウエストランド |
10位 | 東京ホテイソン |
M-1グランプリ 2021
順位 | グループ名 |
優勝 | 錦鯉 |
準優勝 | オズワルド |
3位 | インディアンス |
4位 | ロングコートダディ |
5位 | もも |
6位 | 真空ジェシカ |
7位 | ゆにばーす |
8位 | モグライダー |
9位 | ハライチ(敗者復活) |
10位 | ランジャタイ |