M-1グランプリ2004年のM-1の優勝者はアンタッチャブルでした。おめでとうございます!!
M-1グランプリ2004を見た個人的な感想を綴ります。
M-1グランプリ2004のポイントとその感想
1.初の関東勢の優勝!
M-1グランプリ2004の優勝者はアンタッチャブルで、関西出身者でない組としては初の優勝者です。
東京ダイナマイトやPOISON GIRL BANDやタカアンドトシも決勝に進出しており、関西の正統派が多かった2003年までのM-1とは出演者がガラッと変わっています。
また、南海キャンディーズが決勝進出し、しずちゃんが女性初のファイナリストとなりました。
M-1グランプリ2004 各組ごとの感想
第9位:千鳥
ネタは「中世ヨーロッパごっこ」。
2003年に引き続きトップバッターだったのはちょっと運が悪すぎました。
2003年のようにエロ漫才(?)ではありませんでしたが、出番順もあって結果は9位でした。
第8位:東京ダイナマイト
ネタは「タクシー」。
オフィス北野時代の東京ダイナマイト。
初登場なのに落ち着きが半端ないです。
衣装からして独特です(紅白の派手な衣装)。
審査後のハチミツさんコメント「昨日の夜優勝できるかもしれないと思った自分を殺したい」会場大爆笑。
第7位:トータルテンボス
ネタは「名詞を動詞に」。
渋谷色強めで、テンポが良くて面白いです。
トータルテンボスを前から知っている人なら知っている「ネタのハイライト」をこの2004年のM-1ではやっています。
amazonプライムで見ると、ネタ中に「ピー」が入る箇所があります。
なんて言ってたんだっけと思って調べようとして「m-1 2004」と検索窓に入れたら、候補に「m-1 2004 トータルテンボス ピー」が出てきました。笑 やはりみんな気になりますよね。笑
第6位:POISON GIRL BAND
ネタは「今年の中日」。
すごく面白い箇所がいくつもあるのですが、全体的にテンションが低くて(それが持ち味ですが)盛り上がった感が出なかったのが残念。
特に好きだったのは「帽子が似合ってた」「落合だったら親の総取り」「よく振ったら良いよ」のところ。
第5位:笑い飯
ネタは「指→二宮金次郎像」。
ネタの最初が「どうも優勝候補です」始まります。
本人たちもまさか2010年まで優勝できないとは思わなかっただろうな。。
結果は5位と悪くはないのですが、2002,2003共に最終決戦3組に残っていた笑い飯から考えると少し勢いが落ちてしまった年です。
こうなると次の年も勢いが落ちてしまって決勝にも出られないという組もいる中で、翌年も決勝に進出し結果2位の成績をおさめているところはさすがだなと思います。
第4位:タカアンドトシ
ネタは「街で気づかれたい」。
結成10年目のラストイヤーでの初登場。
「欧米か!」などのツッコミが出るおなじみのタカトシの漫才スタイルが確立されています。
2004年以前のタカトシを知らないので何とも言えないところもありますが、なぜ10年めまで決勝に上がれなかったのが不思議でなりません。
見た目の話をすると、タカさんやせていてまだライオンの服じゃないです。
第3位:麒麟
ネタは1本目が「癒しの空間」で2本目が「好感度をあげる番組」。
M-1グランプリ2004の敗者復活枠から勝ち上がってきたのが麒麟。
テンションが上がってネタ中に田村さんが「頑張れ俺たち!」と言ってしまうところが好きです。
準優勝:南海キャンディーズ
ネタは1本目が「医者になりたい」で2本目が「可愛さアピール」。
M-1グランプリ2004で圧倒的衝撃を与えたのがこのコンビ。
結成1年目でしずちゃんはまだ25才!
そのしずちゃんの最初のボケが「火を怖がるサイ」って・・。秀逸すぎて・・・!
審査コメントにて、きよし師匠が「しずちゃん、僕とコンビ組んでくれませんか?」と言っていたのも納得です。
2本目のネタでは、冒頭から司会の井上和香さんをこんなに巻き込む?というほど巻き込んだネタをしていたのも驚きでした。
2004年の南海キャンディーズを見ると、復活後のM-1にももう一度出て欲しかったなーー!と思いました。
優勝:アンタッチャブル
ネタは1本目が「結婚の挨拶」で2本目が「子供のしつけ」。
2004年はアンタッチャブルが登場時から完全に空気を持っていった回でした。
敗者復活から勝ち上がってきた2003年はまだ初々しい感じがありましたが、2004年からは現在のザキヤマさんに近くなっています。
衣装も、2003年はジャケットを着ていましたが2004年から白シャツ白ネクタイのスタイルになりました。
ネタ後の審査コメントで洋七さんが「メガネの方の子が上手」と言った瞬間に、ザキヤマさんが「ありがとうございます!」と言った反射神経には脱帽でした。笑
そんな調子でネタはもちろん面白いし、最終決戦では1番出番でしたがそんなものはものともせずに優勝。
優勝後も感極まったりしない2人でしたが、カメラが止まる直前に映ったザキヤマさんの目にはちょっと涙が・・・!
M-1グランプリ2004 まとめ
“バラエティ慣れしている”アンタッチャブルの影響もあり、2003年からさらに空気が軽くなったように感じたM-1グランプリ2004年。
スタジオも変わってセットも一気に豪華になる2005年に続きます。