【M-1グランプリ 2003】【感想】千鳥の初出場回!

M-1グランプリ2003年のM-1の優勝者はフットボールアワーでした。おめでとうございます!!

M-1グランプリ2003を見た個人的な感想を綴ります。

M-1グランプリ2003のポイントとその感想

1.千鳥の初出場回!

現在見ているからこそあえて言うことなのですが、2003年のM-1の千鳥はあんまり面白くないと思ってました。(※あくまで個人の感想です)

私が初めてM-1グランプリをリアルタイムで見たのがこの2003年なのですが、その時はどんな面白い人が出てくるのだろうと期待して見て、トップバッターに千鳥が出てきて「ん?」ってなった記憶があります。笑

結果も9位でしたし、この2003年のM-1グランプリから今のように千鳥が人気者になることは全く想像できませんでした。

今では千鳥は大好きですし、めちゃくちゃ面白いと思ってます!!!!

 

2.司会が今田さんになった

現在では司会は毎度今田さんですが、2003年から今田さん司会になりました。

それ以降ずっと司会に選ばれているだけあって、今田さんの司会はすごく良いです。

後輩にあたる出場者へのいじりもちょうど良いし、先輩にあたる審査員の方への対応もちょうど良くて、今田さんのおかげでM-1自体の雰囲気がだいぶん明るくなった気がします。

M-1グランプリ2003 各組ごとの感想

第9位:千鳥

ネタは「子供の頃の遊び」。

個人的にはあまり好きではなかったです。。

司会者・審査員共に「思い切ったネタ」と言われており、今田さんは「びっくりしたよ、明日のスター作るって言ってるのにエロ漫才って笑」とコメントされていました。笑

見た目の話をすると、大悟さんが痩せていて服もスーツではなくヤンキー口調強めで全体的に今より怖い感じがします。

でも、今の千鳥がやったら笑えるかもしれないなと思うところが今の千鳥のすごさだなぁと感じます。

 

第8位:麒麟

ネタは「色んなアナウンス」。

今だと田村さんは天然というイメージがありますが、正統派のちゃんとしたツッコミです。

ネタ内で「家電が喋ったら便利だ」という設定が出てくるんですが、現在だとあながち嘘じゃない世の中になってるなぁと思いました。

 

第7位:アメリカザリガニ

ネタは「ニュースキャスター」。

2001年から3年連続決勝進出のアメリカザリガニ。

3年連続で出場している、且つ当時のすでに大阪では知名度があり賞もとっていたということでハードルが上がって評価が辛くなっていたように感じます。

 

第6位:スピードワゴン

ネタは「さっちゃん」。

童謡のさっちゃんを使ったネタのため、amazonプライムでは一部ネタがカットされています。

全編歌を使ったネタのためオールカットかと思いきや、そのままの曲で替え歌しているところは字幕まで出ます。

見る人にちゃんと配慮されていて感動しました。

となると、2016年の銀シャリのドレミの歌のネタもオールカットしなくても出せそうなのですが。。

 

第5位:りあるキッズ

ネタは「結婚生活」。

当時18才でのM-1決勝進出!

2018年現在では20代前半のコンビがM-1の準決勝進出でもすごいと言っていたのですが、18才でこんなにしっかりした漫才できるのか!と。

これを見ると結局解散してしまったのは悲しいな・・・と思います。

 

第4位:二丁拳銃

ネタは「ピクルス抜いてください」。

ラストイヤーで初登場の二丁拳銃。

ボケ数も多くてテンポの良い漫才でした。敗者復活のアンタッチャブルの勢いがなければ決勝いけてたと思うと惜しいです。

 

第3位:アンタッチャブル

ネタは1本目が「ファーストフード」で2本目が「親友」。

M-1グランプリ2003の敗者復活枠のアンタッチャブル。

初めて敗者復活から最終決戦3組に残りました。

2本とも現在見ても古さを感じず面白いネタです。

見た目の話をすると、2人ともほとんど変わっていないのですが、ザキヤマさんがこの時はちゃんと”ジャケット”を着ています!

 

準優勝:笑い飯

ネタは1本目が「歴史民俗博物館」で2本目が「学校の特別授業」。

2002年突如現れ3位という結果を残した後の2003年。

前年の勢いを落とすことなくむしろ完成度をあげてきています。

出番順は4番でしたが、会場の笑い声の大きさがそれまでの3組とは明らかに違うことが画面越しでもわかりました。

結果も、審査員のほとんどが90点代の点数をつけており、紳助さんは99点をつけています!

 

優勝:フットボールアワー

ネタは1本目が「結婚記者会見」で2本目が「タクシー」。

2002年準優勝だったフットボールアワー。

ファーストラウンドのネタからめちゃくちゃウケていて、審査員も大絶賛でした。

松本さんの審査コメントの第1声が「おもろい!」で紳助さんは「完璧!」とコメントされていました。

2本目のネタでは1本目のネタを引っ張って笑いをとる余裕もあり、納得の優勝でした。

 

M-1グランプリ2003 まとめ

今田さんが司会になったことで少し空気が軽くなったように思える2003年。

さらにバラエティ色が強まる2004年に続きます。