キングオブコント2018年の優勝者はハナコでした!
キングオブコント2018を見た個人的な感想を綴ります。
キングオブコント2018のポイント
1.決勝進出者(ファイナリスト)は本番当日までシークレット
例年は準決勝最終日に決勝進出者(ファイナリスト)が公表されていましたが、今年は本当にシークレットで審査員さえも教えてもらえなかったそうです。
視聴率目当ての戦略かな?という感じで、実際に視聴率は良かったみたいなので来年以降も続くかもしれません。
2.ワタナベ所属芸人初の優勝
ワタナベエンターテインメント所属の芸人さんで活躍されている方は多いのですが、M-1でもキングオブコントでも優勝した組はいませんでした。
今回ハナコがキングオブコントで優勝したことで、初めての優勝者となりました。
3.ファイナルステージ進出組数が5組→3組に
今までは1本目のネタの上位5組が2本目のネタを披露できましたが、2018年は3組になりました。これは、ネタ時間が4分から5分に変わったことが関係していると思います。
このルールの改定が、2018年の戦いにはものすごく効いていました。
というもの、ファーストステージの3位ハナコ・4位さらば青春の光・5位ロビンフットは1点ずつしか差がありませんでした。
そして、その3位のハナコが優勝したわけです。
さらば青春の光の点数を1点多く入れる人が1人でもいたら、ハナコの優勝はありませんでした。
優勝にはこういう運的なものも重要なんだなと感じました。
4.大反省会の配信あり
2017年のM-1グランプリの後にもあったように、大会終了後に反省会の配信がありました。
バイきんぐの2人が1組ずつに話を聞いていたのですが、小峠さんが愛のある口の悪い感じでコメントされていて素敵でした。
キングオブコント2018 各組ごとの感想
※ネタタイトルは勝手につけたものです。
第10位:やさしいズ
ネタは「清掃バイト」。
決勝進出者予想にも入れていましたし、面白いなぁと思っていたので決勝進出してとても良かったです。
結果は最下位となってしまいましたが、TVで見る限りお客さんはウケていたし、トップバッターが不利だったのかなと思います。
また、松本さんが番組中に「やさしいズ」の名前を連呼していたこともあって知名度がかなり上がってライブのチケットも売り切れたみたいです!
やさしいズ記事にしてくれる女性自身さんもやさしいズですね https://t.co/jjrChOJCRi
— やさしいズ タイ (@yasashiizu11tai) 2018年9月24日
やさしい時間の前売り、秒で売り切れたんだけど、半年前30くらいしかうれなかったのに?まじキングオブコントすぎる
買えなかった人はキャンセルあるかもだからちょくちょくサイトみてね
買えたけど行けなくなった人は情報拡散するから教えてね pic.twitter.com/SCWT1sfDgH— やさしいズ タイ (@yasashiizu11tai) 2018年9月23日
第9位:GAG
ネタは「居酒屋のバイト」。
準決勝2日とも大爆笑をとっていたトリオでした。
GAGのネタを見る度に思うのですが、宮戸さんが良い女に見えるのはなぜなんでしょうか。笑
大反省会の時も、坂本さんが本番に負けないくらいボケまくっていて面白かったです。
第8位:だーりんず
ネタは「居酒屋支払い」。
決勝を見た正直な感想は「このネタもっと面白いのに!!!!」でした。
会場の雰囲気なのか何なのか・・・・準決勝で見た時とは少し違って、何だかもどかしい気持ちになりました。
第7位:マヂカルラブリー
ネタは「ビニール傘」。
マヂカルラブリーのネタは、発想が独特で面白かったです。
ちなみに2本目にやる予定だったネタは、こんな感じだそうです▼
2本目やる予定だったネタ「シャドウ」
シャドウ、またどこかで会おう
*写真はシャドウロケーションとシャドウバイク pic.twitter.com/mE9OySemMq— マヂカルラブリー 野田クリスタル (@nodacry) 2018年9月22日
ちなみに、敗退が決定した際に野田さんが脱いでいたのですが、「脱いで大丈夫ですか?」と事前にちゃんと確認していたらしいです。笑
負けマッチョ
— マヂカルラブリー 野田クリスタル (@nodacry) 2018年9月22日
キングオブコントで脱ぐ可能性を考え絞り続け、終わったのでとりあえず一旦ボディメイク終了
一カ月じゃそこまで絞れなかったね
またダンクするためのトレーニングに戻る
バイバイ、ちょっとだけ出てきたカット pic.twitter.com/SzMJyjPcUQ— マヂカルラブリー 野田クリスタル (@nodacry) 2018年9月24日
立て続けで大変そうですが、今年のM-1での活躍も期待したいです!
えっ、もう来週M-1あんの?
一旦温泉とか行って休みたいんだけど— マヂカルラブリー 野田クリスタル (@nodacry) 2018年9月23日
第6位:ザ・ギース
ネタは「サイコメトラー」。
準決勝で大ウケのネタでした。結果は6位ですが、3位〜6位は、ほとんど得点に差がありませんでした。
ちなみに、準決勝の時は休憩明け最初のコンビがザ・ギースで、休憩の間に大きなモニター(尾関さんが物を触って見える映像を映す用)が準備されたので、MCのあべこうじさんに「単独ライブが始まるんですか?」と言われていました。笑
第5位:ロビンフット
ネタは「結婚報告」。
ネタの面白さはもちろんですが、最初から最後までロビンフットが1番楽しんでいる感じがしました。
しかもネタの設定通り、本当に結婚されたそうです!!めでたい!!!
第4位:さらば青春の光
ネタは「予備校」。
このネタめちゃくちゃ好きで、2017年のKOC前に見たことがあったので、2017年の決勝の2本目はこれなんじゃないかと思っていたくらいでした。
松本さんも言いましたが、教室出て行く時の歩き方がすごく好きです。
ちなみに、このネタが披露された「会心の一撃」という単独ライブの際に、ネタに合わせてツイッターアカウントも開設されています。アカウント名がkobukobuコブ鼓舞・・・笑
TBSで鼓舞してきました。コントは戦争や!! pic.twitter.com/qdEGmSEVPT
— 下仁田 雄三 (@kobukobukobu52) 2018年9月22日
結果は3位と1点差で惜しくも4位で、宣言通りキングオブコントを卒業するそうです。
これまで全ての総合点だったら圧倒的に優勝なのに、それでも優勝できないのが難しいところです…。
キングオブコント2018でした!結局優勝出来るネタは1本も出来ませんでしたが、清々しくこの大会を卒業しようと思います!またよければ単独とか来てくださいねー!ほんで誰か風俗奢ってー! pic.twitter.com/NJv5yjbuoH
— さらば青春の光 森田 (@saraba_morita) 2018年9月22日
第3位:チョコレートプラネット
ネタは1本目が「誘拐」で2本目が「大工」。
チョコプラは系統の違う2本で勝負してきてるところがとても好きでした。
2本目のネタは、小道具に頼りすぎと言われてしまいましたが、後ろの方のお客さんだと小道具が見えづらいとかもあるんじゃないかなと思いました。それに、普段から「外資系笑」「コンサル笑」みたいに思っている私としては好きなネタでした。笑
1本目が調子良くて優勝するのでは?というところで2本目そんなに…となる現象が「ロッチみたいに」と言われるのが恒例になってきました。笑
ハナコおめでとう!!!
チョコプラようこそ!!!— コカドケンタロウ ロッチ (@kokadokentaro) 2018年9月22日
準優勝:わらふぢなるお
ネタは1本目が「コンビニバイト」で2本目が「能力者」。
1本目のネタは、本当に何回見ても面白いです。
この決勝で見るの5回目だったのですが、それでも笑ってしまいました。「これ店長の背中ですか?」と「巡査長ですか?」が特に好きです。
決勝後の大反省会にて、ネタ前VTRのサンドウィッチマンが「日常でこういう人いるかもしれない」「こいつ腹立つな」というネタだとコメントしたことで、わらふぢなるおを知らない人も見やすくなったのではないかと小峠さんがおっしゃっていて「確かに!」と思いました。
大反省会でも変なやつのキャラのままなんじゃないかというくらいずっとボケていて、小峠さんに「異常なボケ数だな」と言われていました。笑
優勝:ハナコ
ネタは1本目が「犬」で2本目が「捕まえて」。
準決勝でもウケていて、特に1本目のネタはかなり笑ったネタでした。
大竹さんが「本当の犬だったんじゃないかな」とコメントしていたのですが、本当に犬の擬人化上手すぎです。喜んで吠えてる感じが岡部さんの大きな声に合っているし、「だれ?」のところも面白すぎました。
ちなみに、菊田さんは自分でも「めちゃ楽ポジション」とおっしゃっていましたが、優勝者史上最も出演時間が少ないかもしれません。笑
前月のお笑いでの収入は0円だったそうですが(!!)、ワタナベ初のチャンピオンでもありとてもめでたいです。natalie.mu
キングオブコント2018 まとめ
2018年のキングオブコントは、決勝初出場が4組(やさしいズ・マヂカルラブリー・ロビンフット・ハナコ)、3回以上進出のベテランが3組(ザ・ギース・さらば青春の光・チョコレートプラネット)、2017年から2年連続出場が3組(GAG・さらば青春の光・わらふぢなるお)でした。また、20代のハナコもいれば40Overのだーりんずやロビンフットもいました。
そういった意味で色んな人が見られてすごくバランスの良い回でした。
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