【キングオブコント 2015】【感想】審査制度が大幅変更!KOCの転換期!?

キングオブコント2015年の優勝者はコロコロチキチキペッパーズでした!

キングオブコント2015を見た個人的な感想を綴ります。

キングオブコント2015のポイント

1.審査員制度が大幅に変更!キングオブコントの転換期となる年?!

例年のキングオブコントの審査は、準決勝で敗退した芸人が審査する方式で行われてきました。

しかし2015年からは、M-1グランプリと同様に審査員制度が導入されました。

審査員となったのは、ダウンタウン松本さん・さまぁ〜ずの2人・バナナマンの2人です。

バナナマンは、第1回大会(2008年)では挑戦者側だったのですが、この7年で審査員になるまでになってしまいました!

この審査員制度が導入されたことで、キングオブコントで評価されるネタがガラッと変わった気がします。

キングオブコント2015 各組ごとの感想

※ネタタイトルは勝手につけたものです。

第10位:さらば青春の光

ネタは「芸術家」。

驚異の4年連続決勝進出のさらば青春の光。

ですが、この2015年のキングオブコントはさらば青春の光史上1番低い順位でした。

得点が出た後に、吉田アナが「まだまだ32点差なので・・・・」と、決してわざとじゃないのでしょうが、追い討ちをかけるようなコメントをしていて面白かったです。笑

とは言え、準決勝ですごくウケていたと聞いていたし、2014年までのように準決勝敗退芸人による審査だったら結果が違ったような気もします。

第9位:うしろシティ

ネタは「悪魔召喚」。

金子さんのおじいちゃんの声が上手いし、阿諏訪さんの悪魔役もハマっていました。

が、コロチキが大爆笑をとった直後の出番だったので不利だった気がします。

審査コメントにて、松本さんが「コストパフォーマンスが悪い」とネタ中のワードを拾ってコメントされているのがさすがすぎました。

第7位(同立):巨匠

ネタは「寿司屋」。

最初にこのネタを見た時は衝撃的でした。個人的にはめちゃくちゃ好きなネタです。

ああいうやばい役をやらせたときの岡野さんのハマり具合は異常です。本当に足固められているように見えました。笑

ただ、冷静に考えるとテレビ向きではないやばすぎる設定かもしれません。笑

現在巨匠は解散してしまっているのですが、改めてコンビ解散は惜しいなぁと思ってしまいました、、

第7位(同立):ザ・ギース

ネタは「ビフォーアフター」。

このネタは、ザ・ギースのことを知っている人からしたらすごく面白いのですが、全く知らない人からしたらビフォーの時間は不安でしかなかったと思います。笑

単独ライブでやったら会場がめちゃくちゃ盛り上がりそうなネタでした。

第6位:アキナ

ネタは「ライブに行けなかった」。

正直ちょっと炎上してしまいそうなネタだと思ったのですが、順位がそこまで悪くないのがアキナのすごさな気がします。

「鳥やん」の言い方がポップなのが良かったです。

第5位:藤崎マーケット

ネタは1本目が「路上パフォーマー」で2本目が「お化け屋敷」。

1本目のネタは、トキさんの動きが上手くて面白いです。

ただ、王道のコントという感じではなくどちらかというと静かなコントだったので、トップバッターじゃなかったらな〜と思いました。

第4位:ジャングルポケット

ネタは1本目が「浮気」で2本目が「空港に行きたい」。

1本目のネタはおたけさんがツッコミ、2本目のネタは斉藤さんがツッコミです。

個人的にジャンポケのネタは、斉藤さんが翻弄されてツッコミに回るネタの方が好きです。

2016年・2017年のネタも斉藤さんツッコミのネタをやっています。

ただ、同じ斉藤さんツッコミのネタでも2016年からのネタの方がぐっと面白くなっている気がします。

第3位:ロッチ

ネタは1本目が「更衣室」で2本目が「ボクサー」。

1本目は、自分が同じくキングオブコントに挑戦している若手芸人だったら「ずるいなぁ〜〜〜」と思ってしまうようなネタでした。

中岡さんがあんな役やったら面白いに決まってるやん!!という感じでした。

なんでただ着替える前に開けただけであんなに面白いんでしょうか・・・!

その面白さでファーストステージ1位通過だったロッチでしたが、2本目ではまさかのファイナルステージ最下位得点を記録しています。笑

これ以降のキングオブコントでは、1本目が調子良くて優勝するのでは?というところで2本目そんなに…となる現象が「ロッチみたいに」と言われるのが恒例になってしまいました。笑

準優勝:バンビーノ

ネタは1本目が「呪文」で2本目が「マッサージ」。

1本目は前年のダンソンに引き続き、藤田さんが動物役でした。

ネタ後に「昨年と同じ全身タイツです」と言っていました。

2年連続で動物役をやるだけあって(?)すごく似合っていました。というかかわいい。笑

藤田さんのかわいさで面白さがアップしている気さえしました。

2本目のネタは、2015年のキングオブコントで1番笑ったネタでした。

ダンソンといい、この2015年の2本のネタといい、バンビーノは耳に残るリズムを作るのが上手いな〜と感じます。

優勝:コロコロチキチキペッパーズ

ネタは1本目が「友達」で2本目が「卓球ダブルス」。

1本目は、準決勝の会場でもその日1番の大爆笑をとっていました。決勝でも同じく大爆笑が起こっていてすごかったです。

2本目もすごくウケていて圧勝でした。

キングオブコント2015 まとめ

2015年のキングオブコントは、審査方法が変更になり、2014年までと明らかに系統が変わりました。

2013年優勝がかもめんたる、2014年優勝がシソンヌだったことを思い出すと、かなりポップになったように感じました。

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