【キングオブコント 2014】【感想】「知らんやつばっかり」の回だった?!

キングオブコント2014年の優勝者はシソンヌでした!

キングオブコント2014を見た個人的な感想を綴ります。

キングオブコント2014のポイント

1.「知らんやつばっかり」の回?!

2014年のキングオブコントでは、OP早々ダウンタウンのお2人が「知らんやつばっかり」と言っていました。笑

私も決勝進出者が発表されたときは、知名度とか関係なくガチで審査してるんだな〜と思った記憶があります。ちょっとガチすぎると思ったくらいです。笑

 

2.審査員制度が変更!一騎打ち方式に!!

2014年のキングオブコントでは、”一騎打ち方式”での審査が行われました。

芸人審査員が、2組の内面白かった方に票を入れる方式です。

2013年までは1人ずつ10点満点で点数をつける方式だったため、点数ごとに順位がつけられましたが、2014年では1組ずつの順位はつかず、”最下位”も生まれませんでした。

2013年までの方式だと、100人の審査員が点数をつけるゆえ、1人にとっては1点の点差でも積もり積もって計100点差になってしまいます。

点差が開きやすかったことを今回の方法で解消しようとしたのかなと感じました。

 

3.出場組数が10組に

一騎打ち方式になったことで、ファーストステージの審査の時間が半分になったからか、決勝進出組数が8組→10組に増えました。

また、2013年までは1本目のネタの成績は関係なしに、無条件で全組2本ネタを披露できましたが、負けた方の組は1本目のネタのみで終了になりました。

キングオブコント2014 各組ごとの感想

※ネタタイトルは勝手につけたものです。

アキナ

ネタは「ボールが隙間に」。(対戦相手はチョコレートプラネット)

「とれへん」の言い方が絶妙すぎて、ずっと耳に残っていました。

決勝当時は「ダンソン」に並んで「とれへん」がツイッター上で話題になっていました。

敗退が決まった後に、秋山さんが「キングとれへん」とコメントしていたところも良かったです。

 

ラブレターズ

ネタは「ホームラン打ったら手術?」。(対戦相手は犬の心)

対戦相手の犬の心が大爆笑をとったために、94対7という大敗をしてしまったラブレターズ。

“7票”の印象が強すぎて、決勝後もしばらく色んなところでイジられていました。

中途半端に負けるより印象に残って逆に良かった気もします。笑

 

さらば青春の光

ネタは「おじさん」。(対戦相手はバンビーノ)

対戦相手のバンビーノが先攻で「ダンソン」ネタをやったことで、だいぶん雰囲気を持っていかれたように見えましたが、点数は僅差の58対43でした。

前年までのように点数制だったら、確実に上位5組には残っていたと思うので、2本目が見られなくて残念でした。

 

りんごスター

ネタは「スパイ」。(対戦相手はラバーガール)

2014年当時、決勝進出者最年少記録を更新したトリオです(後に2017年にゃんこスター アンゴラ村長が記録更新)。

しかも、初めてのテレビ出演がこの2014年キングオブコントの決勝だったとのこと!

そんな若いトリオでしたが、ネタは面白かったです。

紹介VTRで、東京03に憧れているという話があった通りしっかりしたコントで、特にツッコミの平田さんは飯塚さんリスペクトしてるんだろうな〜というのが見ていて伝わってきました。

結果は負けてしまいましたが、審査員1人1人の中では微々たる差だったのではないかと感じました。

2017年に解散してしまったのがとても残念です。。

 

巨匠

ネタは「おじさんを作る」。(対戦相手はシソンヌ)

このネタのタイトルがこれで合っているのかはわかりません。笑

準決勝の会場でその日1番の大爆笑をとっていたネタでした。

私は正直この面白さがあまりわからなかったのですが、ギャンブルをやる人からしたらあるあるネタで笑えるのかな?という感じです。

めちゃくちゃ僅差の54対47で第1戦目に敗退してしまい、岡野さんが「これからめっちゃ暇ですよ」と言っていたのが面白かったです。

 

犬の心

ネタは1本目が「手品」で2本目が「妹がほしい」。

1本目のネタで大爆笑をとって94対7という大差で勝利し、これは優勝するのでは?と思ったほどでした。

審査していた芸人さん曰く、「1本目で勝った時点で、”あ、犬の心さんが(優勝して)遠い存在になってしまう”と思ったけど、2本目ですぐに近くに戻ってきた」そうです。笑

優勝したらしたで嬉しかったですが、この感じの犬の心も好きです。笑

ちなみに、紹介VTR内でのいけやさんの料理が上手すぎて笑うレベルでした。笑

 

ラバーガール

ネタは1本目が「子供服売り場」で2本目が「美容院」。

ラバーガールは、ネタ1発目のつかみを絶対外さないところが本当にすごいです。

今回の2本のネタは、さらに1個1個のボケが全部外さなくてめちゃくちゃ面白かったです。

ラバーガールは毎年決勝にいてもおかしくないくらい面白いのですが、そうはいかないのが難しいところだなと思います。。

 

バンビーノ

ネタは1本目が「ダンソン」で2本目が「ハグゲーム」。

優勝こそ逃したものの、2014年のキングオブコントで1番話題になった「ダンソン」ネタ。

口ずさみたくなるリズムとキレのあるダンスで、それは流行るよな〜と感じました。

2018年に改めて見て、動物役の藤田さんの良さにも気づきました。ダンソンに誘われて振り返るところとかニーブラされるとこの動きが絶妙で、少し可愛さも感じられて好きです。

 

チョコレートプラネット

ネタは1本目が「ポテチ」で2本目が「カラオケ」。

1本目の「ポテチ」のネタがすごく好きです。設定も小道具もよくできていて素晴らしい!

そして何と言っても、長田さんの業者の人っぽい話し方がとても上手くて面白いです。

内容も含めてそれっぽいですが、ポテチの袋を開けるだけで12000円て。笑

また、最終決戦の出番順のくじ引き前に何番が良いかと聞かれた際、長田さんが「トップバッターでやってそのまま全員倒してキングになるのがキングオブコントちゃいまっか」と強気の発言をして会場を湧かせました。

実際、5組目のシソンヌに負けるまで本当にその通りになりそうで、カッコ良かったです。

 

優勝:シソンヌ

ネタは1本目が「ラーメン屋」で2本目が「タクシー」。

2014年のキングオブコントは、シソンヌのネタで始まりシソンヌのネタで終わりました。

2本目の最後にひかれたのが1本目のコントのおじさんだとかそうでないとか。

そういった意味でも、シソンヌのネタ中は、キングオブコントの中で戦っているというより、シソンヌの世界に引き込まれた感がありました。

 

キングオブコント2014 その他個人的に好きだったところ

ラブレターズが大差で負けた後のインスタントジョンソンゆうぞうさん

「ラブレターズお疲れちゃ~ん」

最終決戦が始まる前のロッチ中岡さん

「自分が票を入れたコンビが全部負けたので、正直あまり思い入れないコンビが……」

キングオブコント2014 まとめ

「知らんやつばっかり」と言われた2014年のキングオブコントですが、審査方法も変わり全体的に改革を図ろうとしている(がまだ模索している)ように見えた回でした。

もっと大きく制度が変わる2015年に続きます。

関連▼

【キングオブコント 2015】【感想】審査制度が大幅変更!KOCの転換期!?

2018年7月23日