キングオブコント2013年の優勝者はかもめんたるでした!
キングオブコント2013を見た個人的な感想を綴ります。
キングオブコント2013のポイント
1.初出場組数が最少
2013年のキングオブコントでは、決勝初進出の組は「ジグザグジギー」と「アルコ&ピース」の2組だけでした。
他の組に関しては、「天竺鼠」のみ少し間が空いて4年ぶりの出場でしたが、「かもめんたる」「さらば青春の光」「うしろシティ」の3組は2年連続出場、「TKO」「鬼ヶ島」の2組は2年ぶりの出場でした。
8組中5組が過去2年内の決勝進出者ということで、2013年は過去2年の決勝の敗者復活戦のような雰囲気がありました。
翌年の2014年は「知らんやつばっかり」の回になっているので、翌年には審査基準が大きく変わったのかなという感じがします。
キングオブコント2013 各組ごとの感想
※ネタタイトルは勝手につけたものです。
第8位:うしろシティ
ネタは1本目が「上京」で2本目が「結婚のあいさつ」。
1本目のネタは、素のキャラの延長に見えるくらい自然でした(特に阿諏訪さん)。
そんなに悪かったわけではないのに、点数がダントツ低かったのが衝撃的でした。
第7位:アルコ&ピース
ネタは1本目が「受精」で2本目が「機種変更」。
1本目のコントは、”苦情の電話が鳴り止まなかった”らしいです。笑
気持ちはわかりますが、表面的なところだけを見て批判を言う人が多いとTVでできるネタがどんどん制限されていく・・・という悲しみもあります。。
2本とも設定がすごく凝っていて、1本目の平子さんも2本目の酒井さんもそれぞれ説明口調が上手くて面白かったです。
第6位:ジグザグジギー
ネタは1本目が「狼男?」で2本目が「握力」。
ジグザクジギーのネタを改めて見て、ツッコミが上手なんだなぁと気づきました。ワードが面白いし池田さんの声のトーンと言い方がすごく良いです。
しかしながら、2本目のネタは後世に語り継がれる”デスダンス”になってしまいました。。笑
確かに、ダンスが始まってから笑いが少なくなっていたような気がします。笑
第5位:TKO
ネタは1本目が「ぬいぐるみ」で2本目が「プレゼント抽選」。
すでに知名度も人気もあるTKOが、キングオブコントには例年出場していましたが、決勝で見られたのはこの2013年が最後でした。
芸人審査員だとほとんどの人が後輩なので点数つけるの難しいだろうなとか思いました。そういう意味では、2015年以降のようにレジェンドたちが審査をした方が良いかもしれません。
第4位:さらば青春の光
ネタは1本目が「ロック」で2本目が「オカリナ」。
色々あってフリーになってしまったにも関わらず、決勝にあがってくるのがすごいし、決勝にあげてくれるTBSもさすがだなと思いました。
確かに、スキャンダルとかあっても決勝にあがってくるのが納得できるような良いネタでした。
ちなみに、調べてみたらオカリナの相場は3000-7000円くらいでした。8000円だとちょい高いくらいですかね。笑
第3位:天竺鼠
ネタは1本目が「お寿司」で2本目が「事故」。
紹介VTRで東野さんが「三振かホームラン」と紹介されていましたが、本当にその通りだなと感じました。
特に1本目はどういうネタ(色んな意味でネタ 笑)と思うネタで、よく決勝でやったな、と。笑
ネタ中の音楽がクセになるし、川原さんが予想以上に軽快なステップだったところが面白かったです。
2本目のネタの審査が終わったあと、通常だと浜田さんが審査をしている芸人の1組を指してコメントを求めるタイミングで、川原さんが先に「パンサー」と言ってコメントを求めたところが最高に面白かったです。
準優勝:鬼ヶ島
ネタは1本目が「音楽の授業」で2本目が「面白い話」。
ネタ前の紹介VTRで、大事な番組の収録中に、野田さんが緊張のあまりおもらしをしたとバラされていました。笑
紹介VTR史上、会場が1番ウケていました。笑
ネタは2本とも野田さんのカローリ数が高めで、ネタの中身とか理解する前に野田さんのキャラクターで笑ってしまいました。
2本目のネタの後、松本さんが「あとでちょっと台本見してくれる?」と言っていたのですがその気持ちがよくわかります。笑
優勝:かもめんたる
ネタは1本目が「路上ポエマー」で2本目が「家来」。
かもめんたるは、2本とも役がすごくハマっているなぁと感じました。
特に、2本目のう大さんのやばい家来役のハマり具合がすごいです。
第一声から伝わってくる家来感。笑
前出番の鬼ヶ島が、本人たち自体のパワーもすごかったし会場もウケていたので、次出番のかもめんたるは大変だなと思ったのですが、そんなのが気にならないくらいの家来感でした。笑
キングオブコント2013 まとめ
2013年のキングオブコントは、出場者の顔ぶれや制度もあまり変わらず、過去2年の延長戦のような回でした。
一気に「知らんやつばっかり」になる2014年に続きます。
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