キングオブコント2008年の優勝者はバッファロー吾郎でした!
キングオブコント2008を見た個人的な感想を綴ります。
キングオブコント2008のポイント
1.最終決戦の審査方法が残酷
2008年の最終決戦の審査方法は、
最終決戦の2組本人たちが投票(どちらかが負けを認めたらその時点でキング決定)
→(票が割れたら)2組以外のファイナリストによる記名投票
→(票が割れたら)セミファイナリストによる投票
→(票が割れたら)2組ともキング
という流れでした。
結果、ファイナリストによる記名投票の部分で勝敗がついたのですが、そのファイナリストによる記名投票が1番残酷でした。
事前に記名投票させた上で(変更できないようにするため)、本人たちの目の前で1組ずつ口頭で言うという方式でした。
今となっては審査員による審査に変わりましたが、当初は他の賞レースとの差別化を目指していたのか、“芸人の芸人による芸人のための大会”みたいなのを目指してたのかなーと感じました。
2.背景までセットがある
近年のキングオブコントは、舞台の背景が赤だったり黄色だったり結構派手な色で、ネタによっては明るすぎるなと感じるときがあります。
が、過去分を見返してみたところ、この2008年だけ背景までセットが組まれていました。
年に1度のTVでの大会なので、今でも背景までセット作ってくれたら良いのになぁと思います。
キングオブコント2008 各組ごとの感想
※ネタタイトルは勝手につけたものです。
Aリーグ 第4位:TKO
ネタは「コンパ」。
第1回大会である2008年キングオブコントはTKOのネタから始まりました。
オープニングの時点でダウンタウンの2人が言っていたのですが、会場の雰囲気がかなり緊張していたようでトップバッターはかなり不利だったのではないかと思います。
Aリーグ 第3位:天竺鼠
ネタは「結婚式」。
今よりはまだ、ふざけてる感が抑えられているネタな気がします。笑
Aリーグ 第2位:ザ・ギース
ネタは「卒業式の最終確認」。
ギースっぽくて面白いネタでした。
体育館あるあるが詰まっていてすごく好きでした。
体育館って何で足元に窓あるんですかね?笑
Bリーグ 第4位:2700
ネタは「お笑いライブの熱狂的ファン」。
結成半年でまさかの決勝進出の2700。
当時見たとき、Bリーグ最下位で名前もよく覚えられなかったのですが、ネタのリズムだけはその後も頭に残っていました。
この頃からツネさんの動きのキレがすごい。ただ手拍子しているだけなのに。笑
Bリーグ 第3位:チョコレートプラネット
ネタは「古代ローマ」。
2700の結成半年には負けますが、チョコレートプラネットも結成3年という若さでの決勝進出。
ネタのクオリティが高く、決勝にあがっているのも納得です。
オチはもっとかっこよくできただろ!とは思いましたが。笑
年も若くて今より好青年感が強く、ロバートに負けたあとに長田さんが「(満面の笑みで)ロバートさん面白かったです」とコメントした際は、松本さんも「好青年やなぁ」とコメントしていました。
Bリーグ 第2位:ロバート
ネタは「トゥトゥトゥサークル」。
惜しくも5ポイント差でバナナマンに負けてしまいましたが、何回見ても面白いネタです。
言ってしまえばめちゃめちゃバカバカしいネタなのにずっと見ていられます。
ロバート3人の中だと秋山さんのキャラが強いイメージですがコント中の馬場さんもなかなか面白いキャラで、ロバートのネタって絶対ロバートにしかできないよなぁと改めて思いました。
準優勝:バナナマン
ネタは1本目が「全校朝礼」で2本目が「飯行かない?」。
今となっては審査員になっているバナナマンが挑戦者として参加しています。
7年後の2015年から審査する側に回っているのがすごいです。
1本目のネタで肩車する場面があるのですが、「肩車ってあんなにスムーズにできるもの?」と驚きました。笑
優勝:バッファロー吾郎
ネタは1本目が「VS闇の帝王」で2本目が「アンドロイド」。
2本目のネタ終了後、ダウンタウンのお2人が「中学生のお楽しみ会?」みたいなことをおっしゃっていたのですが、そういうバカバカしいことを大人になってもやってられるのがコントの良さだなと思いました。
キングオブコント2008 まとめ
2008年のキングオブコントは、会場の雰囲気が緊張していたり審査方法に疑問があったりという部分があったものの、ネタは面白いものばかりでした。
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