【M-1グランプリ 2015】【感想】復活にふさわしい最高の布陣だった!

M-1グランプリ2015年のM-1の優勝者はトレンディエンジェルでした。おめでとうございます!!

M-1グランプリ2015を見た個人的な感想を綴ります。

ちなみに、M-1グランプリ2015はリアルタイムでも見たのですが、最近になって再度amazonプライム

で見ました。ので、2018年に見た感想です。



M-1グランプリ2015のポイントとその感想

1.復活にふさわしい最高の布陣だった

M-1グランンプリ2015はメイプル超合金から始まりました。

ここが普通の見た目の王道漫才ではなく、メイプル超合金だったことで逆にみんな一気に惹きつけられたのではないかと思います。

さらに2番手は引き続きよく知らない変な人である「馬鹿よ貴方は」が続き、空白の5年間でお笑いも漫才も進化したのだと感じられました。

そして3番手に王道でしっかり面白いスーパーマラドーナ、さらに和牛が続きます。

和牛の後は、ジャルジャル→銀シャリ→ハライチとスタンダードな漫才からは少し外れた漫才、かつTVでの人気者の漫才です。

そこから8番手には、10年ぶりの登場のタイムマシーン3号が前回出演時から圧倒的に面白くなった漫才を見せます。

でもって、敗者復活にはトレンディエンジェルが選ばれ、M-1グランプリ2007年のサンドウィッチマンを思い出させる敗者復活からの優勝を遂げました。

M-1グランプリ2010年からの「変化」と「変わらない面白さ」そして「歴史」の全てが感じられる最高の構成だったと思います。

出番順は抽選で決められているのですが、そう思えないくらいの最高の布陣で復活1回目として完璧でした。

 

2.出場資格がコンビ結成15年以内になった

2010年まではコンビ結成10年以内だった出場資格が、5年の空白期間を加味して15年に延長されました。

今回の出場者で結成10年以内だった組は「メイプル超合金」「馬鹿よ貴方は」「和牛」の3組だけでした。

10年以上のコンビが5組もいたこともあり、全体的にレベルが高かったように感じました。

 

3.歴代王者が審査員となった唯一の年

M-1グランプリ2015の審査員は、M-1グランプリ2001~2010までの優勝者(2004のアンタッチャブルを除く)のどちらか1人でした。計9人で歴代最高の審査員の人数です。

細かい部分ですが、司会の上戸彩さんが例年なら「審査員のみなさん点数をお願いします」と言うところが「”歴代王者のみなさん”点数をお願いします」となっていました。

M-1の歴史を振り返る1つの要素になっていましたし、司会の今田さんよりみんな後輩ということもあって審査コメントでみんなボケていたところは好きでした。

ただ、翌年からは2010年までと同じような審査員の顔ぶれに戻ったのでやはり”審査”となるともっと芸歴が上の人の方がしっくりくるのかなと思いました。

 

4.敗者復活戦が色々と変わった

「当日の本番前に準決勝敗退者が野外で戦い1位の組だけ決勝に復活できる」という大きな枠は変わっていませんが、2010年までと2015年では下記の点が変わっています。

①出演組数が60組前後から20組前後に。(そもそもの準決勝に進む組数が減っている)

一般審査員100名とプロの審査員5名が審査からHPでの視聴者投票に。

③1位の組だけ発表から全ての順位が発表される方式に。

④会場が大井競馬場からテレビ朝日のすぐ近くに。

⑤決勝2組目終了後に発表されていたのが8組めのネタが終わってから発表に。

スポンサーがオートバックスからユニクロに。

大きな変化としてはまず②の視聴者投票になった点です。

こういう賞レースでは、視聴者投票を採り入れても採り入れなくても批判が出るイメージです。個人的には敗者復活戦で採り入れるというのが一番ちょうどいいかなと思います。

もう1つの大きな変化は④の会場の変化とそれに伴う⑤の発表タイミングです。

2010年までは敗者復活者が決定してからタクシーテレビ朝日まで移動するというのが醍醐味でしたが、2015年では会場が近くなり8組目終了に歩いてきても間に合う距離になりました。2010年以前は時には途中から自転車で移動することもあったので、渋滞に巻き込まれないことなどを考えると近くなったことは良かった気がします。

また、ただでさえ勢いがつきやすかった敗者復活出場者により勢いがついたように思います。

⑥の変化は厳密には敗者復活戦の変化ではないのですが、結果発表を待っている間にみんなフリースを着ていたのが印象的でした。

確か、1回戦を勝ち進むとヒートテック、2回戦を勝ち進むと靴下・・・のように予選を勝ち進むほどユニクロ商品がもらえ、勝ち進むほど全身分揃っていったらしいです。

 

5.決勝戦の各組のネタ前紹介VTRがシンプルに

2010年まではネタ前にそれぞれのコンビとその1年間のM-1にかけた活動などの紹介VTRがあったのですが、2015年ではキャッチコピーと画像のみになっていました。その分なのか、キャッチコピーは歴代の中でも凝っていた方だった気はしますが。

M-1がなかった2011~2014年に行われたTHE MANZAIの各組紹介VTRは、10何年やってきてやっと・・・みたいな苦労話が強すぎて批判があったとかなかったとか。

個人的にはこのくらいシンプルで良いかなと思います。

 

6.ツイッターのトレンドワードが紹介されるようになった

時代の変化を一番感じられたのがこの部分です。

amazonプライムで見るとツイッターに対するコメントの部分はカットされているようなのですが、放送当時はトレンドワードについて合間合間で言及されていました。2015年では「Wi-Fi飛んでんな」「セロリがベンチャー起こしてる」などがトレンドワードとして紹介されていました。

各組ごとの感想

第9位:ハライチ

M-1グランプリ2009,2010の際には、ハライチの代表的な長いノリツッコミのスタイルのネタでしたが2015年は少しパターンが変わっていました。

自分は決勝前に2015年の3回戦ですでに見ていたネタで、その時は涙が出るくらい笑いました。

特に好きだったのは「今日はこたつで寝て良いことにします」のところ。

そういえば、澤部さんの衣装がALASKAじゃなくなっていました。

 

第8位:馬鹿よ貴方は

トップバッターのメイプル超合金に引き続き、2番手に登場した変な人たち。笑

最後の1分くらいは「大丈夫か 大丈夫だ」で時間を使っていたところが印象的でした。それで尺がもつファラオさんの凄さ。

特に好きだったのは「お釣り多めにもらえますか」とファラオさんの「くまモンです」に対し「いつからだよ」とつっこんでいたところ(時期の話なの?笑)。

結果は8位でしたが、3位敗退時のファラオさんの「やっとM-1らしくなってきましたね」というコメントがすごく面白かったです。

ちなみに、ツッコミの新道さんはM-1出演者史上一番ラフな格好だったのでは?笑

 

第7位:メイプル超合金

M-1グランプリ復活の成功はメイプル超合金のおかげがかなり大きいと思っています。

今でこそ人気者のお2人ですが、当時はほぼ無名で見た目も変で本当に未知数な2人でした。

ですが、ネタはしっかり面白いという。

特に好きだったのは「食べ放題で元取るにはレジの金抜くしかない」と「人間で手こずってんだぞ」のところ。

カズレーザーさんが最後の最後でめちゃくちゃ噛んでいて、人間らしさが感じられたところも良かったです。笑

 

第6位:和牛

今では面白い漫才師と言えば「和牛」というくらいで、2015年の頃ももちろん面白いです。

しかし2016年の感想にも書いたのですが、この頃より2016年以降がぐっと面白くなっていると思います。2015年の頃は水田さんが今より痩せていて嫌なやつ感がちょっと強すぎたのかなと思います。

 

第5位:スーパーマラドーナ

最後に伏線回収して畳み掛ける、王道で本当に素晴らしい漫才でした。

特に好きだったのは「そう言うあなたも香川輝之さんに似てますね」のところ。

メイプル超合金→馬鹿よ貴方は というちょっと変な人が序盤から続いた後でのこの王道漫才という流れも本当に良かったです。

 

第4位:タイムマシーン3号

2回目の決勝登場での1回目と比較した伸び率歴代No.1ではないかと思います。

2005年の際は個人的には面白いと思ったのですが、結果はあまりふるわずで審査コメントにて「デブネタだけではきつい」と言われていたのが印象に残っています。

今回の2015年も一見デブネタで行くと思いきや、痩せの方にも展開してもはや感動しました。デブネタの部分だけでも2005年に比べてかなり面白くなっていたと思います。

特に好きだったのは「タニタ」のところ。

 

第3位:ジャルジャル

ネタの序盤で種明かししている(笑うポイントがわかる)のに、それでも後半に向けてどんどん面白くなっていくのががすごかったです。

特に好きだったのは「雷坊主の添い寝節」のところ。

2017年のネタもそうですが、ジャルジャルはちょっとでも間違えたらダメになるネタばかりやっていますね。

 

準優勝:銀シャリ

冒頭の「ベルリンの?!」のところからがっちりつかまれました。

他に特に好きだったのは「何でセロリだけベンチャー起こしてんねん」と「お前が炊いたまめやろ」のところ。

審査の際、パンクブーブーの哲夫さんが「面白かったけど、題材はよくあるものだったので90点つけられなかった」とおっしゃていたのですが、個人的には題材がありきたりなのにあんなに面白くできるのが銀シャリのすごさじゃないかなと思っています。

 

優勝:トレンディエンジェル

M-1優勝者史上1番ポップな漫才だったのではないでしょうか。

特に好きだったのは「俺んとこ来ないか」のところ。

敗者復活の変わったポイントにも書きましたが、出番の本当に直前に発表されたので敗者復活の勢いそのままにネタができたところはちょっと有利だったかなと思います。

 

まとめ

本番の布陣も最高でしたが、優勝後にトレンディエンジェルがめちゃくちゃ売れて、結果7位だったメイプル超合金も一気に人気者になったため、M-1の決勝に行けたら売れる!という印象が再度強まったように思います。

今後の新しいスターの誕生も楽しみです!

 

それでは。

 

 

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